石井一選挙対策委員長は30日午後、党本部で記者会見し、2009年国政選挙候補者を広く公募すると発表した。
石井委員長は、「来年の参院のみならず、将来行われる衆院選挙まで視野に入れて候補者を公募する」として、11月1日の新聞各紙に公募の広告を掲載し、また、同時に党のホームページに募集要項等を掲載することを明らかにした。公募締め切りは11月16日。
石井委員長は公募の狙いについて、勝てる候補、有意な人材を確保することにあるとして、2000年の総選挙から、2009年の総選挙までの公募によって候補となり、当選した人数も明らかにした。
また、県連で独自に公募を実施しているところもあるが、それらすべてを合わせて、ベストな候補を選びたいと強調した。
記者の質問に、「合格者の人数を制限するつもりはない」として、できるだけ多くの有為な人材を合格者として確保し、県連などと選挙区調整を行ったうえで、候補者とすると答えた。
さらに、公明党との選挙協力に関する質問に、「公明党と組んでも選挙協力の実効あるものではない。呼び掛けもしない。協力関係を議論する余地もない」と一蹴した。
石井委員長が明らかにした公募による候補者数と当選者数は以下の通り。
2000年総選挙 出馬17人 当選3人
2003年総選挙 出馬18人 当選7人
2004年参院選 出馬2人 当選2人
2005年総選挙 出馬29人 当選6人
2007年参院選 出馬9人 当選6人
2009年総選挙 出馬41人 当選39人
|