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2009/11/04
鳩山総理、アフガニスタン支援と集団的自衛権行使の憲法解釈のあり方示す
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 鳩山由紀夫総理(代表)は4日夕、首相官邸で記者の質問に答え、アフガニスタンへの自衛隊派遣を検討するという北澤俊美防衛大臣の発言や今後の支援のあり方ならびに集団的自衛権行使の憲法解釈などについて語った。

 はじめに同日、北澤防衛相がアフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)の作戦本部への自衛隊員派遣を検討しているとした発言に対して、「まだご本人からも伺っていない」としたうえで、「小人数であっても、自衛隊員をアフガニスタンに派遣するということは望ましくない」との見解を明らかにした。

 鳩山総理はまた、「アフガニスタンのためにやらなきゃならないと、それぞれの大臣が知恵を絞っているが、自衛隊派遣という話では統一していた方が良い」との考えを示し、今後は総理自身の考えで進めていく方針を語った。

 最後に、集団的自衛権の行使は許されないとする憲法解釈について、内閣が変わるごとに憲法解釈が変えられるのかとの問いには、「変えることは可能かもしれないが、変えるためには極めて慎重でなければいけない。政権が変わったから考え方も変えたなどというようなことをやるべきではない」と述べ、憲法解釈を現在変えるつもりがないこと、仮に変える際には国民的な世論をしっかりと見定める必要があるとの見解を示した。

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