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2009/11/05
平野官房長官、アフガニスタンの復興支援策をめぐる関係閣僚会議について報告
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 平野博文官房長官は5日午前、首相官邸で行われた定例会見で、同日開催されたアフガニスタンの復興支援策をめぐる関係閣僚会議の内容について、「今までの流れのなかでどのような支援ができるのかという非公式な議論をした」と説明した。

 政府はインド洋での海上自衛隊の給油活動について、アフガニスタンの安定に向けて民生分野を中心とした新たな支援策の取りまとめを進めており、閣僚レベルでの議論は出尽くしたとして、「あとは総理の判断を仰ぐ時期に来ているのではないか」との見解を述べた。

 また同日午後の会見では、国土交通大臣のもとで日本航空の再建対策本部の第2回会合が開かれたことを報告し、総合的な見地から日本航空を再建していくという観点で検討作業を進めていくことになるとの見通しを示した。

 集団的自衛権の行使は許されないとする憲法解釈について昨日4日、鳩山総理が言及したことを受けて、具体的にどのような状態になれば憲法解釈の変更が必要になるのかとの質問に平野長官は、仮定の話はできないとしたうえで、(1)鳩山内閣においては現時点では憲法解釈は従来と変えていない、(2)政府内の憲法における解釈の判断は時の閣僚によって構成する内閣が判断する、(3)憲法という非常に重要な判断であることから慎重に行わなければならない――との3点の基本的認識を改めて整理した。

 最後に、同日米大リーグのワールドシリーズで優勝したヤンキースの松井秀喜選手が最優秀選手(MVP)に選ばれたことについて、「いいお話ですね。非常に快挙だと。今日までの野球におけるご努力に心から敬意を表したい」と称賛した。

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