高嶋良充筆頭副幹事長は10日午後、国会内で全国離島振興市町村議会議長会会長の米澤壽重・島根県隠岐の島町議会議長、副会長の長岡俊裕・北海道利尻冨士町議会議長、同副会長の濱上實則・鹿児島県長島町議会議長を迎え、離島振興に向けて政府の取り組みを求める要請書を受け取った。
要請では、離島においては航路の確保が不可欠だとして、高い運賃に対する助成や、燃油の価格についても本土並みになるようしてほしいといった、さまざまな求めが提示された。
それに対して高嶋筆頭幹事長は、地域からの党への要望・陳情に対して民主党は、(1)政官癒着の排除と利益誘導型政治からの脱却、(2)分権型陳情で霞ヶ関詣でを一掃、(3)国の行政刷新と地方行革に寄与、(4)透明性・公平性を確保する陳情処理――を目的とした「分権型陳情への改革」を推し進めていると報告。今回の要請に対してもこの改革に沿って対応していく考えを示した。
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