小沢一郎幹事長は24日午後、党本部で開かれた「2009年女性議員ネットワーク会議」研修会で挨拶した。
まず、先の総選挙において全国各地で支援をいただいたことによって、みごと政権交代を果たし、民主党政権を成立させることができたことに対して謝意を示した。そのうえで、8月の総選挙で民主党の女性衆議院議員が選挙前から4倍の40人になったが、比率では参議院より低いと指摘し、「衆議院の女性の議員は、まだまだ少ないので、みなさん方の中で、我こそはと思う方は是非、頑張って頂きたい」と述べた。
次に、「日本は、神代の昔から、国が乱れた時は女性がリーダーになる。そうすると、国が治まり、平穏になるという古い言い伝えもある」と語り、女性議員の各地での活動に期待を示した。
最後に、中央の官僚機構が全国をコントロールするという国家統治は、もはや今日、機能しないことにふれ、「地域のことは地域の住民のみなさんの意思でもって決め、街づくり、予算づくりをやっていただくというやり方に大展開をしなければならない」と指摘し、このような最終的な政策目標、理想の国会像のビジョンを意識しながら、地域での日常活動、政治活動を行うことを呼びかけた。
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