鳩山由紀夫総理大臣(代表)は25日夕、首相官邸内で「事業仕分けのなかで科学技術に関する予算削減案に対して異論が高まっているがどう考えるか」という記者団の問いに答え、「研究開発はこれからの重要な知的財産であり、大きく飛躍させなければならない」との見解を示した。
そのうえで鳩山総理は、「その基本的な考え方は崩すべきではないが、すべての予算が本当に必要なのかという点検を、国民の立場で行わなければならない」と述べ、科学技術が日本の力だという点と、予算を詰めることができるかどうかという点を両面から検討すべきだという考えを示した。また、「提起されたこと自体よかったと思う」と事業仕分けを評価した。
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