平野博文官房長官は、4日午前の首相官邸での記者会見で、同日の閣議において、逢坂誠二衆議院議員を内閣総理大臣補佐官に任命したと発表した。
逢坂補佐官は、地域主権、地域活性化及び地方行政を担当する。同氏は1994年北海道ニセコ町長に就任、2005年以降は民主党衆議院議員で、平野官房長官は「逢坂氏は分権の推進に重要な役割を果たしてきた。総理の特命として担当大臣とも連携し、分権を推進してほしい」旨、期待を表明した。
同日午後の会見で平野官房長官は、臨時国会が終了したことに関して、「初めての国会。重要課題について積み上げた。通常国会で、行政刷新会議、国家戦略室などの法律整備を含め、これらの点をさらに積み上げていきたい。初めてだから多少ぎくしゃくしたところはあった。今後。政府・与党の連係プレーを一層できるようにしたい」との所感を披歴した。
また、通常国会の召集に関して、「まだ判断できる状況にない」と答えた。
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