トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2009/12/04
「国民のために働く政治に」鳩山代表が両院議員総会で
記事を印刷する





 両院議員総会が4日午後都内で開かれ、鳩山由紀夫代表(総理)が挨拶に立ち、臨時国会を振り返りながら「国民の皆さんのために働く政治に、経済を含め政治は変わったぞという姿勢を示していけるよう努力していく」と、今後もより一層、国民のための政治の実現を目指すことを強調した。

 冒頭、鳩山代表は、自身のことで迷惑をかけたことを詫びた。そのうえで、検察の捜査が終了した時点で、国民、議員の皆さんに説明したいとした。

 また、第1次補正予算の削減にふれ、「3兆円近く削減した。いまだかつてなかったこと。国民の皆さんに政権交代の意味を知らせることになったのではないか」と振り返った。

 続けて、来年度予算に関する事業仕分けについて、「国民的評価をいただいたのではないか」としたうえで、仕分け人を務めた議員や関係者の労をねぎらった。

 さらに、事業仕分けの結果を存分に予算に反映させ、こうした手法を続けていくこと、国民の皆さんに見える形で行政、政治を変えていくことが「民主党への評価を維持、さらに高めていくために必須である」とした。

 経済情勢については、「国民の皆さんにこれから年末年始にかけて、大丈夫と言っていただけるような経済対策を打ち出す」と明言した。

 次に、「政権発足から約3カ月、国民の皆さんから満点をいただいたとは思っていない。しかし、明らかに政治は変わったと思っていただけているのではないか」としたうえで、「政権交代は、国民の皆さんが主役となり、変える勇気を示したのではないか。これを大切にしようではないか。新しい政権を決して無駄にしてはならない」と呼びかけた。

 最後に、党運営、国会運営にあたった小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長、山岡賢次国会対策委員長に感謝の辞を述べ、「来年が希望と夢にあふれる年であるように民主党中心の政権で実現していく」と決意を表明した。

 総会の司会は、松本龍両院議員総会長が務めた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.