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2009/12/04
普天間基地移設「岡田、北澤両大臣にご努力いただいているところ」鳩山総理
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 鳩山由紀夫総理大臣(代表)は4日、首相官邸で、総理が普天間基地のグアム移設に言及したとされる件に関連して記者団に問われ、「グアムの移設の話は他の大臣が話をされたが、私からは言及していない」とコメントした。

 そのうえで、「従って、どういう情報が流れたかはわからないが、沖縄県民の皆様方は県外(移設)とか国外(移設)を期待されているので、こういう情報があれば、期待が出て参るかもしれない」との見方を示した。同時に「われわれは様々な選択肢を考えながら、現実に日米合意の重さというものも理解しながら、沖縄県民の皆さん方の思いを受け止めて、できるだけ早く結論を出さなければいかん、移設先を決めなければいかんということで今、ぎりぎりの調整をしているところだ」と表明した。

 また、「現実には岡田(外務)、北澤(防衛)両大臣にご努力いただいているところで、私の方からこれ以上申し上げることはない」として、現時点では発言すべき段階ではないとした。

 続いて、追加の経済対策で国民新党が規模をめぐって反対したことで、今日の閣議決定が見送られた状況の受けとめを問われ、「連立政権だから、社民党さん、国民新党さんの考えを大事にしなければならないと思っている」と前置き。一方で、「ただ、経済対策は我々として連立与党のなかで、国民の皆さんの厳しい経済情勢、雇用関係のなかで、できるだけしっかりとしたものを作り上げてきたつもりなので、さらに積み増せと言ってもそう簡単にできる話ではない」とも指摘。

 「財政規律の問題もあるので、こういったところは国民の皆さんにとっては財政規律を守りながら経済を正しい方向に導いてくれというお気持ちだと理解している。そういう方向で結論を出して行きたい」と語るとともに、「連立政権であるから、できるだけ丁寧にしていかなければならないという思い」だとした。

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