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2009/12/07
明日8日の閣議前の基本政策閣僚委で追加経済対策の決定を目指す 官房長官
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 平野博文官房長官は7日午前、首相官邸で記者会見を行い、同日に各関係府省庁の出席を得て、日本APEC(アジア太平洋経済協力会議閣僚会議)準備会議の第1回目の会合を開催したことを報告した。15年ぶりの議長国として来年11月に横浜市で開催する日本APECの運営に万全を記すため、関係府省庁間で連携しながら意見交換することが11月20日の閣議打ち合わせで決定したことを踏まえ、政府一体となって準備ができるよう、関係府省庁において具体的な検討を進めていくため、同会議を開催したと説明した。

 次に2009年度第2次補正予算案に盛り込む追加経済対策の取りまとめ状況および今後の見通しについては、「明日の閣議の前に基本政策閣僚委員会を開くべく最後の調整を行っている」と平野長官は現状を述べ、同委員会で最終的に取りまとめた後に明日の閣議決定を目指す見通しを示した。

 また普天間基地移設問題に関して鳩山由紀夫総理(代表)が同日朝、「政府としての考え方を最終的にどう米国に対して申し上げるか決める時だと思っている」と発言したことについて真意を問われ、「中身は別にして、どういう風に普天間の問題に取り組んでいくか、政府としての考え方を決めなければいけないということではないか」と述べ、現在まで様々な角度で検討してきたものを整理したうえで、米国側や沖縄県民に対して政府としての方向づけを示さなければならない段階に入ったとの見方を表した。

 平野官房長官は同日午後の会見で、来年度の予算編成に関して、「政府として基本は年内編成。中旬には何らかの格好に」する意向を示した。また、予算編成をめぐり混乱しているのではないかとの質問には、「混乱ではない。いろんな意見を戦わせることによって磨かれた予算になる」と答えた。

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