平野博文官房長官は官邸内で14日午前、記者会見のなかで、同日、日銀が発表した12月の企業短期経済観測調査において3期連続改善していることに関し、「改善の方向は数字上は見られるが、現実の実態はまだまだ先行きが厳しいと見なければならない。これからも引続き注視していく」との考えを述べた。
また、先週末に行われた一部報道機関の世論調査において「鳩山総理大臣(代表)が指導力を発揮していると思えない」との回答が6割を超えたことへの受け止めを問われ、「見えているか見えていないかの問題。鳩山内閣であり、基本的に総理の意思決定の下に政府として判断している。国民に皆さんからそう映っていないかも知れないが、多事多難な課題に対し果敢に行動していると理解している」とコメント。そのうえで、「国民の皆さんにその姿がもっと見えるようにしていなければならない」とも加えた。
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