鳩山由紀夫総理大臣(代表)は15日昼、新人議員・国対役員を招き、総理公邸で昼食懇談会を開いた。
新人議員の大きな拍手と活気あふれる歓迎の声に迎えられて挨拶に立った鳩山総理は「この勢い、これが日本を変えてきた原動力の勢いだ」と語り、「これだけの新人の皆さんが当選してくれた。そのことによって日本が変わった。政治を変えなければいけないという国民の皆さんの意志が、皆さん方の勢いだ」と分析してみせた。
そのうえで鳩山総理は「いずれあなた方の時が来ることは間違いない」と語ったうえで、「皆さん方が変化をつくった。その変化のど真ん中にいる皆さん方が、さらに政権のど真ん中で活躍するときがまもなくやってくる」と指摘した。
「皆様方がもっている能力をフルに稼動させていただく、そのときを迎えていきたいと思っているので、どうかそのときまでエネルギーを蓄えておいてほしい」と鳩山総理は呼びかけ、総理・内閣への力添えに謝意を示した。
鳩山総理はさらに「皆さんといっしょにもっともっと国民が主役になる政治をつくっていくために頑張っていきたいと思うのでご指導を」と求め、挨拶を締めくくった。
また、閣議後の会見を終えてかけつけた菅直人副総理・国家戦略担当・内閣府特命担当大臣もマイクを握り、4年間かけてしっかりと政権基盤を固めていく意向を示すとともに、参加した新人議員に対してそうなると「皆さんに大きな出番がまわってくる」と呼びかけ、行く行くは首相公邸の主になるとの気概をもって政治活動に邁進してほしいと訴えた。
三井辨雄国会対策委員長代理は、来年の通常国会に向けて一丸となって力を尽くそうと呼びかけ、乾杯の音頭をとった。
司会は松野頼久官房副長官がつとめた。
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