鳩山由紀夫総理大臣(代表)、小沢一郎幹事長は4日午前、党本部で党職員を前に揃って仕事始めを行った。
挨拶に立った鳩山総理は「まさに昨年は画期的な年であった」と切り出し、「皆様方の結束した力をいただいて、国民のための政治をつくろうとの思いで総選挙で勝利することができた。政権交代をようやく果たすことができた」と語った。
そのうえで、「政権交代は決して目的ではなく、むしろこれから国民のための政治をつくる、その大きなきっかけとなる手段を掌中に入れたということである」との見解を示し、「これからが実質的なスタートである」として、政治主導の政治の実現へ向けて、党職員の一層の取り組みを呼びかけた。
さらに「今年は正念場の年である」と続け、夏の参議院選挙について「小沢幹事長の指導のもとで、勝利を果たさなければならない。それも、国民の皆さんのための政治をより大きく築き上げていくための手段である。重要な、日本の歴史にとって最も大きな一年になるとの覚悟のもとで、それそれが持ち場持ち場で最善の努力することを心から期待したい」と表明。政府も全力をあげて党と一体となって、「国民のための、人間のための経済をしっかりとつくりあげていくことを約束する。共に結束して頑張っていこう」と呼びかけ、年頭の挨拶を締めくくった。
高嶋良充筆頭副幹事長が乾杯の音頭をとり、司会は奥村展三総務委員長が務めた。
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