鳩山由紀夫総理は14日夜、官邸で記者団に、ハイチの大地震被害について、亡くなられた方へのお悔やみと行方不明の方の一刻も早い救出への期待、怪我をされた方へお見舞いを述べたうえで、早く、生きて救出されるように期待したいとした。そのうえで、「国自体が大変なことになっていると思うから、日本として何ができるかを早急に考える必要がある」と表明。「とりあえず外務・防衛・JICAの6人を派遣し、日本として何ができるかを検討する。資金的、物質的な援助はすぐに行うが、被害が大きいと予想されることから世界中が協力するなかで、ハイチの国民のみなさんの命を救うために全力を尽くしていきたい」と述べた。
また、明日15日でインド洋での海上自衛隊の給油活動が期限切れを迎えて終了することについて、「非常に頑張ってくださった。1人1人の方には心から感謝を申しあげたい」と海上自衛隊員への労いと感謝を述べたうえで、「政策的にどこまで意義があったかどうかということで申しあげれば、近年、必ずしも給油という仕事が十分な意味を持ってきていなかったのではないか」と指摘。「民生支援の方がアフガニスタンの経済的な安定、あるいは平和を獲得するためには重要だと思う」と語った。
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