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2010/01/19
衆院から補正予算が送付されれば速やかに審議入りする状況をつくる 高嶋参院幹事長
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 高嶋良充参院幹事長は19日午後、国会内で今国会初の定例記者会見を行い、今国会における参院民主党の動きについて記者団に語った。

 まず今国会の動きについて、昨日18日の菅直人財務大臣の財政演説への代表質問を、参院では20日に参議院議員副会長が行い、その後、補正予算の審議に入る予定であると報告した。

 そのうえで、「衆議院でまだ予算の審議入りが明解な状況になっていないが、参院としては、衆院から送られてくれば速やかに審議に入れる状況を作り上げて、今月中に補正予算を成立させたい。とりわけ地方自治体等で予算を執行して地域の活性化につなげていただく。それが景気対策、雇用対策になる」として、全力を挙げて補正予算を成立させると表明した。

 また、昨日18日に党常任幹事会で参院選マニフェスト検討チーム(仮称)が設置され、内容については「小沢幹事長から、基本的に衆院選のマニフェストは4年間の約束だから大きな修正にはならないが、野党時代のマニフェストなので、与党として今後の財源問題を含め、実行スケジュールなどの部分の修正を含めた検証を行なってほしいと求められた」と明かし、衆院選のマニフェストを基本とし、一定の修正改変を行うことになると述べた。

 その他、捜査情報の漏洩問題対策チームが設置されたことを報告、その理由として「当局と当事者しか知り得ない情報がマスコミに流布されていることが世論形成に影響を与えているとすれば、不公正な捜査に当たるのではないかという観点で、公務員としての守秘義務等もあり、一般的な捜査も含めて、法と証拠に基いて正義の検察としての姿に戻ってもらえるようにこのチームを設けた」と述べた。

 さらに、昨日の参院議員総会で、取り調べ可視化法案の提出が強い要望として出されたことを明らかにし、今国会への提出法案には入っていないものの、「参院役員会でも、昨年4月に参院では可決しているのに、何故与党になってからできないのかという要望もあることから、参院の総意として成立に向けて努力をしてほしいとの条件を付けて、幹事長室に対応を一任した」と報告した。

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