震災から15年目の1月17日、兵庫県などが主催する「1・17のつどい−阪神・淡路大震災15年追悼式典」が、県公館(参列者400人)と「人と防災未来センター」前(同6,200人)の2会場で同時開催された。
県公館での式典には、皇太子ご夫妻、鳩山由紀夫総理(代表)をはじめ、横路隆弘衆議院議長、江田五月参議院議長、中井洽防災担当大臣ら政府・国機関関係者、各国領事関係者・地元市町長、県議会議員等が参列した。
鳩山総理は来賓挨拶で、「この震災により亡くなられた方々の無念さと、ご遺族の深い悲しみに思いをいたしますと、誠に痛恨の極みであり、哀惜の念に堪えない」と述べ、被災者の方々に心からのお見舞いを申し上げた。また、「大地震をはじめとする自然災害に万全の備えをし、人の命を守ることは政治の大きな役割である」として、総合的な防災対策をしっかりと進め、国民の皆様が安心して暮らせるよう、全力をあげていくと語った。
また、鳩山首相は神戸・ポートアイランド2期にある先端医療センターを視察し、「大震災で多くの命が失われた神戸の地で、命をよみがえらせる研究が進んでいることは未来への大きな希望」などと感想を述べた。
式典等には県連所属の国会議員はじめ、県議会、自治体議員も参加した。
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