札幌市内で22日夕、民主党北海道連主催のパーティーが開かれ、挨拶に立った小沢一郎幹事長は、「昨年の総選挙、北の大地から政権交代の力を、機動力を発揮して頂き大勝した」と、参集した1500人近くの参加者に謝意を表明した。そのうえで、「本当に一生懸命、皆さんとの約束を守ろう、国民の生活を守ろう、地域社会を再生しよう、そういう気持ちで一生懸命努力していることだけは、ぜひとも皆さんにご理解頂きたい」と改めて民主党への支持を訴えた。
平成21年度第2次補正予算案及び平成22年度本予算案に関し、小沢幹事長は「昨年末に衆議院総選挙中に約束した、国民の生活を守る、そして地域社会を再生させる。そういう思いの元で、限られた財源のもとであったが、本当にいい予算ができた」と紹介。予算が執行されれば、「民主党政権だからこそ、このような予算が作れたという実感を国民の皆さんにもっていただける」と、一歩一歩着実にマニフェストで約束した施策を予算に盛り込んでいる予算編成の成果を報告した。
また、7月の参議院選挙にむけて小沢幹事長は、「何としてもこの参議院選挙で皆さんの力添えを頂き、本当に安定した政権を作りあげる。そして、思い切って、官僚支配ではない、本当の意味の国民主導の、政治家主導の政府を作り上げなければならないと考えている」と強い決意を述べ挨拶を締めくくった。
パーティーでは、主催者を代表して、三井辨雄・北海道連代表が挨拶に立ち、閉塞状況に陥った自民党政権に終止符を打ち、劇的な与野党逆転で日本の歴史は変わり、政権交代が実現したことに謝意を示し、「北海道の雇用、経済状況、そして農民生活を見ても、参議院選挙に勝利しなければ、「生活第一。」の政治に変わっていかない」と参議院選挙勝利にむけての決意を述べた。
また、三井道連会長は、挨拶に引き続き、本年7月の参議員選挙候補予定者に内定した札幌市議会議員の藤川雅司さん(53)とフリーレポーターの徳永エリさん(49)を紹介した。
パーティーでは、荒井聰、鉢呂吉雄、小林千代美、佐々木隆博、仲野博子、小平忠正、松木謙公、山崎まや、工藤仁美、山岡達丸各衆議院議員と小川勝也参議院議員、それぞれが挨拶を行った。
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