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2010/01/28
【参院予算委】現下の厳しい経済情勢を踏まえ早期成立を 牧山議員が賛成討論
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 牧山ひろえ議員は参議院予算委員会で28日午後、平成21年度補正予算に関する締めくくり質疑が行われた後、民主党・新緑風会・国民新・日本を代表して賛成の立場で討論を行った。討論後に採決が行なわれ、民主党はじめ、社民、国民新の与党3党と公明党の賛成多数で可決された。

 牧山議員は、「明日の安心と成長のための緊急経済対策」を受けた平成21年度第2次補正予算案について、現下の厳しい経済情勢を踏まえ、大胆かつ速やかな経済対策を柱としたものであり、早期の成立が必要だと主張。

 本予算案の概要は、歳出面において雇用に6140億円、環境に7768億円、景気対策に1兆5742億円、生活の安心確保に7849億円、地方支援に3兆4515億円の、合計7兆2013億円を計上しているとして、約24兆円を超える事業規模が見込まれ、今後一年間で実質GDPが0.7%押し上げられる試算が出ているとその効果を改めて説いた。

 短期的な対策としては、雇用調整助成金の支給要件の緩和を実施し、雇用の安定を図るなど、経済・雇用を下支えすると同時に、経済を上向かせる力の結集を図っていると評価。中期的な戦略としては、「エコ消費3本柱」として、「家電エコポイントの改善」や「環境対応車への購入補助の延長」に加え、各方面から要望が多くあった「住宅版エコポイント」の創設を実現すると強調した。

 さらに、優良住宅取得支援制度(フラット35S)の金利の大幅な時限的引き下げ等を実施し、住宅投資の増加にも配慮するなど、日本経済の自律的な回復を牽引する政策が盛り込まれているとも説いた。

 牧山議員は最後に、「現下の厳しい経済情勢下で苦しむ国民の姿を思い、また、税収の急減に苦しむ地方自治体への配慮の必要性を考えれば、よもや、反対はできないはず」として、本予算案への賛成を要請して討論を締めくくった。

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