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2010/01/28
【参院本会議】補正予算賛成多数で成立 大島議員が賛成討論
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 参議院本会議が、28日午後開かれ、平成21年度第2次補正予算が、賛成142、反対82で可決、成立した。

 これに先立ち、簗瀬進予算委員長が、委員会での質疑の経過と結果を報告した。このなかで簗瀬委員長は、幸福追求社会を目指すと鳩山由紀夫総理(代表)から政権運営の基本の理念の表明があったとした。

 また、民主党・新緑風会・国民新・日本を代表して大島九州男議員が賛成討論に立った。このなかで、大島議員は、補正予算が早期の成立への運びとなったことへの感謝を野党議員に述べながらも、テレビ、マスコミ受けを狙った質問は良識の府である参院にふさわしくないと訴えた。

 さらに、本来予算審議は、この予算が高齢者に生き甲斐をもたらすものであるか、失業者への手当が十分であるかどうか等を論ずるべきものだとした。

 そのうえで、この補正予算は従来のような選挙目当ての各種団体への予算ではなく、国民の生活のための予算であり、長期失業者、新卒者への具体的措置が取られていること、風力発電など環境エネルギー分野へ対応したものであること、中小企業の資金繰りに対し金利優遇したものであることなどを挙げ、賛成の理由とした。

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