■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶらさがり■
反省すべきは反省し、政治を変えろという流れを作り上げていく
鳩山由紀夫総理(代表)は5日夕、官邸で記者の質問に答え、秘書のみが裁かれて議員は明確な処分を免れているなどとする指摘に対し、「自分たちが責任がないとは言っていない」としたうえで、「秘書がなぜ行ったかといえば、国会議員がいるからそういう行為になったわけだから、その責めというものは当然感じるべきだ」と語った。
それをどのようにして国民の皆さんに対して責任を果たしていくかについては、「特に今回、大きなお力をいただいて、政権交代を実現した」としたうえで、「ならば、身を粉にして、反省すべきところはしっかりと反省をして、国民の皆さんからご期待いただいている『政治を変えろ』という流れを、しっかりと作り上げていかなけれなならない。そのことを行うことによって、責任を果たす道はやっぱりあると思う」と述べた。
■平野博文官房長官会見■
政治主導の確立のための法案(内閣法等一部改正案)を閣議決定
平野博文官房長官は5日夕の閣議後、首相官邸内で記者会見し、政府の政策決定における政治主導の確立のための法案(内閣法等一部改正案)が閣議決定されたことを報告した。
法改正の趣旨について長官は、(1)総理のリーダーシップにより新しい時代の国家ビジョンを策定する(2)国民の代表である国会議員が必要なポストに配置され、責任をもって官邸主導の行政を実現すること―だと述べた。
その他閣議では、ハイチ国際平和協力隊の設置に関する政令が決定された。
また、閣議に先立って平野長官は自殺総合対策会議に臨み、自殺未遂者への支援の強化などに関して議論した。
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