党千葉県連(14日より生方幸夫衆議院議員が新代表に就任)は14日、千葉市内で記者会見し、石井一選対委員長同席のもと、今夏の参院選比例区公認候補に広中和歌子(ひろなか わかこ)参議院議員、参議院選挙千葉県選挙区の公認候補に、新人で弁護士・道あゆみ(みち あゆみ)氏、元総務省課長補佐・小西洋之(こにし ひろゆき)氏の擁立を内定したと発表した。
会見で、広中和歌子参議院議員は、「4期にわたる参議院議員経験を活かし、さらに政権交代した日本の政治に貢献していきたい。選挙区は新しい人たちにがんばってもらい、これまで地盤としてきた千葉県での比例票の掘り起こしを進めたい」と意欲を語った。
道氏は「昨年夏の衆議院選挙によって政治が変わり始めた。この機会に政治の世界に飛び込み、確実に社会を変える役割を果たしたい。弁護士としての経験だけではなく、子育てをしている生活者の視点に立って活動をしていきたい」と表明。
小西氏は「官僚として取り組んできた様々な政策立案の経験だけではなく、父親を20年余介護し、看取った経験から、共に生きる社会の実現を千葉県から実現していきたい」と志を語った。
同席した石井選対委員長は、比例区に転出する広中参議院議員について「国際的な活動経験、環境政策に関するさまざまな知識・経験をもとに、政権交代した国会の中でさらに活躍してほしい」、「全国にわたる比例区であるが、千葉県をホームグラウンドとして、議席獲得に向けた活動を展開してほしい」と期待を寄せた。
千葉選挙区で立候補を予定する道氏、小西氏については、「昨年党本部が実施した候補者公募において千葉県を志望した人の合格者と、千葉県連が独自に実施した候補者公募の合格者をつきあわせて結果として、この二人は双方の公募選考に応募し、その選考を経て選ばれてきた優れた人材である」と擁立への経緯を説明し、「07年選挙と同様に、定数3議席のうちの2議席獲得が至上命題である」との認識を示した。
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