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2010/02/16
年度内に予算が成立すれば4月以降に明るい展望が開ける 高嶋参院幹事長
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 高嶋良充参議院幹事長は16日午後、国会内で定例記者会見を行い、同日の参議院常任役員会での承認事項について報告した。

 高嶋参院幹事長は、前回の常任役員会で確認されていた田村耕太郎参院議員の会派入りについて最終的な了解を取り、さらに同日、国民新党への入党が発表された吉村剛太郎参院議員の民主党会派への入会手続きを開始する旨の了解を得たと報告した。

 また、中央選挙管理会の委員の任期が3月末までであることから、参議院民主党としては元参議院議員の伊藤基隆氏を推薦するとした。

 明日17日に開催される参議院本会議での同意人事案件については、政府方針どおりに賛成するとし、また、参院選の第一次公認が今月中にも発表される予定であることから、参議院側としてもできるだけ多くの公認に向けて努力することを確認したと述べた。

 昨日の常任幹事会の中で、党として政策議論ができる場を設けてほしいとの要望が出ていたことについて、高嶋参院幹事長は「質問研究会で団体等のヒアリングを受けることや、政策会議にコアの皆さんが参加して昔の部門会議の役員会のようなものを作って、ある程度の法案審議はそこでするということと、また中長期戦略課題、とりわけ今まで調査会でやってきたようなことは、政府とも相談しながらその枠組み作りをしている」と説明した。

 報道各社の世論調査による支持率低下の背景について問われた高嶋幹事長は、「11月頃から『政治とカネ』の問題が続いてきたが、小沢幹事長の潔白が証明され、党として国民の信頼を得る努力を、政策的にも党運営的にも一枚岩でやってきた。年度内の予算成立によって、マニフェストで約束したいくつかの公約が4月以降実現していく中で、参議院選への明るい展望が開けてくると思う」との見解を述べた。

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