|
輿石東参議院議員会長（幹事長職務代行）は２５日午後、国会内で定例会見を行い、今後の国会の動きと自民党の対応について語った。
まず輿石議員会長は、「いよいよ予算案も衆議院で大詰めに入った。例年と同じく３月３日には参議院に来ているだろう。このあと高校無償化法案も上程される予定であり、政権交代のひとつの証としてこの法案は国民の皆さんにご理解いただけるだろうと思っている」と述べた。
また、審議拒否から復帰への動きを見せた自民党の対応について問われ、「一言でいえば野党慣れしていない野党の戦術だ」と切り捨て、衆議院議長の不信任決議案提出についても、「三権の長である議長の不信任や内閣不信任は最も重い。それを今この時点で使うのはいかがなものか」と苦言を呈した。
さらに経団連による献金主導中止の方針について、「経団連は今まで自民党を支持してきた。政権交代で政党との関係が今までの形でいいのかと分析された結果だろう」として、政権交代がなければこの動きは出てこなかったと強調した。
|
