■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶら下がり■
鳩山由紀夫総理(代表)は1日夜、官邸内で記者団から、衆院予算委員会で「国土交通省に対し処分を行う」旨発言した点について問われ、同省に対し処分を検討中であり、処分の対象は国土交通大臣であることを明らかにした。公共事業の予算配分方針の情報が、民主党を経由して地方自治体に伝わった件について問われたもの。
■平野博文官房長官会見■
平野博文官房長官は、官邸で行われた1日午前の記者会見で、南米チリの大地震の日本の支援に関し、チリ政府から「医療と水を含めたライフラインの整備等々についての要請があった」ことを報告し、「緊急支援物資、並びに援助隊については、チリ(政府)と十分調整しながら医療支援チームを早急に派遣する方向で検討に入っている」ことを明らかにした。
また、今回のチリの大地震による日本の津波に関し、「これからも政府としては、災害に対する万全の対策をしいていかなければならない」としたうえで、「改めて津波に対する危険性の認識が少し国民全体に理解が頂けていない面もあった。政府及びに地方公共団体を含めて津波の危険性の認識を改めてしていかなければならない」との見解を示した。
さらに午後の会見で平野官房長官は、チリ大地震の災害に対し、日本として(1)当面300万米ドル相当を上限とする緊急支援、(2)概ね20名程度の医療チームの派遣(本日中に被災地にむけて3名が先発)、(3)3000万円相当をめどにマイアミに集積してある物資の緊急支援を行うと明らかにした。
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