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2010/03/08
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶらさがり、平野官房長官会見
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■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶらさがり■
マニフェスト検討委員会と議員政策研究会の設置を小沢幹事長と確認
 
 鳩山由紀夫総理(代表)は8日夕、官邸で記者団に、同日午後、党本部で参議院選挙対策本部の看板かけを行った際、小沢一郎幹事長と参院選に向けてどのような話を行ったかを問われ、公認候補の擁立状況などに関する話を行ったことや、政府と党の政策協議の場に関して、マニフェスト検討委員会の設置ならびに各省庁の分野に分かれ党所属議員が政策を議論する「議員政策研究会」を新設することなどを幹事長に報告したことを明らかにした。

 また、普天間飛行場移設問題で同日、沖縄基地問題検討委員会で社民、国民新両党からの移設案が提出される見通しであることを受け、政府案に中にどのように活用するかとの問いに、「まずは検討委員会の中で出てきたものを政府の中で一つひとつ検討して、沖縄県民の負担軽減と米国との交渉も視野に入れながら我々としても急ピッチで具体的かつ現実的に一つにまとめていく作業を行っていく」と方針を示した。

 次に同日トヨタ自動車豊田章男社長と会談したことに触れ、今回のリコール問題の対応について、「豊田社長が自ら公聴会に出られ、トップがきちっと説明をされてこられたことは良かったと思う」と評価し、「今後も信頼性を高めるための努力をお願いしたいと申し上げた」と語った。

 最後に鳩山総理は、同日3月8日が、「国際女性の日」にちなんでミモザの花束を女性記者団に贈った。


■平野博文官房長官会見■

 平野博文官房長官は8日午前、官邸で会見を行い、今朝7時45分から約1時間、政府と連合の定期的な実務者レベルの協議を開催したと報告。地球温暖化対策基本法案をはじめ、当面の重要施策に対する意見交換を行ったと述べた。政府と連合の政策会議は予算委員会審議等の都合で1、2月は開催を見送ったが、今後は月に1度定例で開催する方針だと改めて説明、鳩山由紀夫総理(代表)と古賀連合会長によるトップ会談も節目節目で行う必要があるとして、現在4月頭の開催予定で調整中だと明かした。

 これに関連し、労働者派遣法に関しても喫緊の課題として最終的な詰めを行っているところであり、政府としては労働政策審議会の答申をベースに最終調整をしていると述べた。

 また、9時15分から約30分、新年金制度に関する検討会を開催したことも併せて報告した。

 さらに、先週末に報道各社が行った世論調査において鳩山内閣の支持率が下落したことについては、「真摯に受け止めなければならない」と述べたうえで、「現在予算の審議中だが、早く予算を成立し具体的な国民生活のなかにこの予算の執行がされていくならば、国民の皆さんの政権に対する理解も得られるものと確信している」とコメント。「加えて、現在色々なところで進めている重点検討が国民の皆さんに情報として発信されれば民主党、鳩山連立政権に対する期待が高まっていく」との見方を示した。

 政治とカネの問題については、「政治家における政治とカネは国民監視の下にあり常に襟を正しておかなければならない。総理から特に企業・団体献金の禁止について党の幹事長に政党間協議でやってほしいと指示を出したところ」だと強調。「企業・団体献金の禁止について今、与党内、与野党のなかで共同案を作り今国会中に成案を得るべく努力をいただいているところ。これについても見えてくれば国民の皆さんの理解は大きく得られると思う」と述べた。

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