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2010/03/19
【今日の官邸】鳩山総理(代表)ぶら下がり、平野官房長官会見
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■鳩山由紀夫総理(代表)ぶら下がり■
新政権としては重要書類は保管していく

 鳩山由紀夫総理(代表)は19日夕、官邸内で、政府の重要書類の取り扱いについての記者団の質問に、「新政権としては重要書類は保管していく。旧政権下で保管されていなかったのか、岡田克也外相にしっかり調べてもらう」と答えた。国会で東郷和彦元外務省条約局長が、日米密約に関係する文書の破棄について証言したことに関連して述べたもの。

■平野官房長官会見■
東アジア共同体実現に向け5月末をめどに構想を取りまとめる方針を発表

 平野博文官房長官は19日午前首相官邸で会見を行い、同日朝の閣議上で鳩山由紀夫総理(代表)が東アジア共同体構想に関する今後の取り組みについて発言があったことを報告。平野長官は、「鳩山総理は東アジア共同体構想実現のため、日本を開くという考え方に基づき、大胆かつ積極的な取り組みに対してスピード感を持って立案・実行し、より幅広い分野で具体的な取り組みを推進するよう関係閣僚に指示があった」と述べ、今後新成長戦略の取りまとめにも十分考慮しながら5月末をめどに取り組みをまとめていく方針を明らかにした。

 次にワシントン条約国締結会議で大西洋・地中海産のクロマグロの国際取引を禁止する提案が否決されたことに対する感想を求められた平野長官は、「各国の協力や考え方、我が国のクロマグロに対する考え方を含めて否決という結果になったことに対して安堵している」と述べるとともに、「我が国が主張している通り、(海産)資源の管理をしっかりしながら対応していくことが肝要であろうと思う」とし、引き続き各国の理解を得ながら取り組んでいく考えを表した。

 平野官房長官は、午後の会見で、本日党本部で開かれたマニフェスト企画委員会、マニフェストについての質問に、「政権党として、政府と十分に調整のうえ、大いに議論をしていいものを作り上げることが一番素晴らしい」として、財源などをめぐり政府と党側が対立することはないとした。

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