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参議院予算委員会で平成２２年度総予算が民主党など与党の賛成多数で２４日午後可決された。
採決に先立ち、民主党・新緑風会・国民新・日本を代表して、大島九州男議員が賛成討論に立った。
大島議員は、この予算を鳩山友愛予算と名付け、「前政権のしがらみの税のムダ遣い・弱者切り捨て政策予算を、大きく国民の教育・生活の安心と地域主権を目指す予算に舵を切った」ものだとした。
そのうえで、賛成の理由を、（１）高校実質無償化は日本の教育力を底上げする第１歩（２）食料自給率向上に向けた農業の戸別所得補償制度の導入（３）年金記録問題の集中的取り組みと子ども手当の創設は内需を拡大し、景気を回復させる（４）地域主権を目指して地方交付税地方交付金を１兆円近く増額したこと――等の４点を挙げた。
最後に、「鳩山日本丸が航行を始めれば、国民は、未来の夢と希望の風を肌で感じ、鳩山総理の友愛精神の思いを感じとっていただけるものと確信する」として、鳩山総理に「力の限り政権の舵取りを行っていただくことをお願いする」と結んだ。
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