平田健二参議院国会対策委員長は24日午後、国会内で定例記者会見を行い、平成22年度予算成立への所感を語った。
まず平田参院国対委員長は、同日午前の予算委員会で平成22年度予算が可決し、夕方にも本会議で成立する見込みであるとして、「『国民の生活が第一。』の連立政権にとって初めての予算が比較的スムースに成立することについて、関係者の皆さんに感謝をしたい。野党の協力にも感謝したい」と述べたうえで、国対委員長として野党との折衝において、集中審議などの要求にほぼ満額回答で審議を進めてきたこともあり、スムースに進んだことはよかったと前半国会を振り返った。
さらに、「与野党の国対間では、日切れ法案の年度内成立に異存はないと確認しているが、まだ参議院に送られていないものもある。また、参議院先議法案についても、来月から順次審議に入り、できるだけ早く成立を図りたい」と後半国会への意欲を述べた。
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