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2010/03/25
参院選福岡選挙区に社民党との統一候補として堤かなめさんの擁立を発表 小沢幹事長
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 小沢一郎代表幹事長は25日午後、福岡市内で会見を行い、次期参院選挙の福岡県選挙区において元大学講師でNPO法人監事の堤かなめさん(無所属・新人)を民主党ならびに社民党の統一候補として擁立・推薦することを発表した。

 はじめに小沢幹事長は堤さんの推薦決定の経緯について、「社民党の県連、民主党県連の皆さんのご努力によって堤さんという大変素晴らしい候補者を擁立することができた。今日、堤さんの擁立発表ができたことはうれしくまた力強く感じている」と述べた。また小沢幹事長は、「民主党としてはすでに大久保議員がいるが、(大久保議員は)しっかりと既存の支持基盤を確立して勝利してもらい、堤さんには社民党との協力によって一層の支援を得て何としても(福岡県で)2議席を獲得したい」と意気込みを表し、党本部としても公認候補と同じ気持ちで支援していく考えを述べた。

 続いて堤さんが挨拶を行い、「下関で生まれ福岡で育ち、社会学の教員として20年働いてきた。その間、社会的に弱い立場の方々に何かしたいとの思いでNPO法人、ボランティア活動を続けてきた。昨年の夏の政権交代を目にしたときに、その一端を担い、福岡の声を国会に届けたいと思い、出馬の決意をした」と語り、皆さんのお力を頂きながら『日本のかなめ』となれるように頑張っていきたいと決意を表明した。

 次に記者団から定数が複数の選挙区に複数候補者を擁立することへの方針についての考えを問われた小沢幹事長は、「過半数を確保し、政権基盤を安定的なものにするには複数区には複数の候補者を立てる方針は変えるつもりはないし、どこの県も承知していることと思う」との考えを示した。

 さらに次期参院選でのマニフェスト(政権公約)の作成について、どの点を重視し、柱にするのかとの問いには、「基本的に総選挙で書かれたものと大きく変わることはないので、基本的な政策は変わらないので、政府としての考えや実際の問題も踏まえて作って行くことになると思う」と答え、政府側と民主党側の実務者が参加して検討・協議して策定して行くことになるとの見通しを語った。

 最後に会見に同席した渕上貞雄・社民党選対委員長と3人で参院選の勝利を近い硬い握手を交わした。

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