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2010/03/27
小沢幹事長「民主党いしかわ参院選勝利決起集会」で挨拶 民主主義の定着へ団結訴える
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 小沢一郎幹事長は27日午後、石川県金沢市内の会場で開かれた「民主党いしかわ参院選勝利決起集会」で挨拶し、この夏に行われる参議院選挙に勝利し、安定した政権を樹立し、民主党が掲げる『国民の生活が第一。』の政策を実現しようと、会場に詰め掛けた多くの民主党支持者に向けて力強く訴え、最後は来場者と共に「ガンバロー」三唱で勝利を誓い合った。

 小沢幹事長は、集会参加者へ先の参院選、衆院選での勝利に感謝の言葉を述べるとともに、「今日たくさんの方が集まっていただき、この決起集会を開催できることをうれしく思うとともに、皆さんの力を結集して、この夏の参院選で勝利しよう」と力強く訴えた。

 小沢幹事長は、政権交代からわずか3カ月目に、予算編成という大変な作業に取り掛かった。ようやく平成22年度予算を実行することができると話した上で、「まだ多くの方が、予算を通じて政権交代を実感できないでいる。しかし、この予算が実行されたら、これが政権交代というものかということを分かってもらえると確信している」との考えを述べた。

 さらに小沢幹事長は、「この政権交代というものは、民主党に大きな使命と責任を背負わされたものだ。『国民の生活が第一。』という、国民の皆さんと約束した政策を実行して行かなくてはならない」と話すとともに、「主権者たる国民が、その権限を行使するのは選挙しかない。選挙とは民主主義の原点だ。我々は、『国民の生活が第一。』という政策目標を達成し、これを成功させるとともに、国民が、自ら選ぶことによって政治を変えることができるという意識を持ってもらいたい」と語り、民主主義を定着させなくてはならないと訴えた。

 私たち民主党は、政策の中身においても、日本の民主主義を定着させるということにおいても、この大いなる皆さんの選択を、きちんとした政治に実行に移していかなくてはならないと話した小沢幹事長は、「私たちはこれから本当の改革をしていかなくてはならない。中央集権の下、霞ヶ関の官庁が全ての日本社会をコントロールしてきた。これを変えるには、そのためには強い政治力が必要であり、そのためには国民の圧倒的な支持が必要だ。この夏に行われる参院選では、是非、民主党にそのパワーを与えてほしい」といっそうの支援、支持を求めた。

 西原あきら予定候補者も挨拶し、多くの党員、サポーターら支持者に向けて謝意を示した後、「この2カ月半、能登から加賀まで一生懸命走り回り、過疎化の問題や、厳しい雇用状況など県民の皆さんのお話を聞かせていただいた」と述べた上で、日本をはじめ世界の経済状況は厳しく、日本は財政状況も厳しい状況にあるとし、「民主党は、どこの政党よりも国民の皆さんのためのセイフティネットについて考えている。国民の生活の安心と安定をもっとも真剣に考えている」と話し、国民の生活のために取り組む民主党への支持を求めた。

 さらに福沢諭吉の「独立自尊」という言葉を引用して、西原予定候補は、「今我々に求められているものは、中央政府がコントロールする社会から、地域が独立して自分たちの創造性を持ってしっかりと立っていくことだ。それが、昨年の政権交代であり、新しい政治、社会を作ろうということだ」と述べ、この政治を変えようという熱い思いを
民主党に寄せてほしいと訴えた。

 この日の決起集会には、一川保夫参院議員(県連代表)をはじめ、奥田建、田中美絵子、近藤和也、沓掛哲男各衆院議員も参加した。

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