党本部で31日、政府・民主党首脳会議が開かれ、政府側から鳩山由紀夫総理(代表)、菅直人副総理、平野博文官房長官、党側から輿石東幹事長職務代行、山岡賢次国会対策委員長が出席。また、政府側から松野頼久、松井孝治両官房副長官が、党側から高嶋良充筆頭副幹事長、三井辨雄国対委員長代理が陪席した。
平野官房長官が会議後に語ったところによると、「幹事長が地方出張中であるが定例化するということで行った」もの。会議で鳩山総理からは郵政改革案についての言及があり、「いずれにしてもこれからがスタート」だとの認識が示され、閣内の不一致にとられるような議論が世間で出たことについて内閣としてもしっかり反省しながら一致団結し、これからの課題に臨んでいきたいとの発言があった。
党サイドからは国会会期の残された期間、法案処理に全力で取り組む姿勢が示され、公務員制度改革法案を優先的に処理していく方針が語られた。
平野官房長官からは普天間基地移設問題に関して、「いろんな議論をしているところで、政府側あるいは関係自治体を含めて、どのように対応するかいうことで、総理自身も腹案を固められているところ。外にオープンにすればなかなかまとまっていかないので、党側も理解してほしい」と求めた。また、5月末までに政府としての結論を出す方針を改めて提示した。
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