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2010/04/01
新年度いよいよ民主党の真価が問われてくる 輿石参院会長
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 輿石東参議院議員会長(幹事長職務代行)は1日午後、国会内で定例会見を行い、後半国会への動きについて語った。

 輿石参院議員会長は、戦後5番目の早さで予算が成立し、日切れ法案も全てあがったと前半国会を振り返り、「いよいよ民主党が政権公約で国民の皆さんに約束したことをどれだけ果たしていけるか、その真価が問われてくる。気を引き締めてしっかりやっていこうと、議員総会でも申し上げている」と報告した。

 また、日本医師会で民主党支持の原中新会長が誕生したことについて記者団に問われ、「会長が代わったからといって、全部が支持してくれるかはわからない」と述べたうえで、「鳩山政権はいのちを大切にしたい政治理念を持っている。まさにその仕事をしていただいている人たちと本音で話し合えるのは大変うれしいことだ」と歓迎した。

 参院選の複数区に2人以上を擁立する方針については、「党で決めた原則に則って、小沢幹事長は任務を果たしている。原則は原則として貫くのが望ましい」と述べ、必ず1人は獲れるとして共倒れの危険性は否定した。

 また、ゆとり教育の見直しについて教員出身者としての見解を問われ、「説明すると長くなるが、ゆとり教育が出てきた背景はなんだったのか。自民党政権下で中教審の答申を受け、文科省が方針を出してきた。ゆとり教育をたるみ教育と勘違いしているのではないかという錯覚があるかもしれない。5年10年経てば結果は出てくるだろうが、子どもや教育を実験台のようにすることはいかがなものか。そういうことにならないよう気をつけていかなければならない」とした。

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