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2010/04/03
鳩山総理(代表)、滋賀県連・連合滋賀幹部と意見交換 安定政権樹立へ参院選での奮闘呼びかける
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 早朝より滋賀県を訪れていた鳩山由紀夫総理(代表)は3日夕、大津市内で連合滋賀幹部の皆さんおよび県連所属議員と意見交換し、安定政権樹立へ向け、参院選での更なる奮闘を呼びかけた。川端達夫文部科学大臣、田島一成環境副大臣、同県連代表の奥村展三衆院議員、徳永久志参院議員も出席した。

 冒頭、県連代表として挨拶した奥村議員は、「連合の会長・事務局長さんはじめ、県議会、市議会、町議会各議員が一堂に会する機会を得た」としたうえで、「国民の生活を守っていこうということで日々頑張っている方々ばかり」で政権交代の原動力となった皆さんだと紹介。そのうえで「ぜひ総理に励ましをいただきたい」と求めるとともに、「来る参議院選挙で何としても勝利させていただいて、安定政権樹立のためにお互いに頑張ろう」と出席者に訴えた。

 続いて鳩山総理(代表)は、「国民の暮らしを守らなければならない。『国民の生活が第一。』だと訴えて、皆さん方が戦い抜いていただいたお陰で昨年の夏の総選挙では
連合の皆様からも結集したお力をいただき、政権交代を果たすことができた」と改めて振り返った。特に滋賀県では衆参両院で全議席を民主党が独占していることにもふれ、「むちゃくちゃなことをやるなと思うくらい、見事な勝利に感謝する」と謝意を示した。同時に「お力をいただいて総理大臣という職に就かせていただき、また、尊敬する川端達夫さんにも文部科学大臣の仕事をしっかりとしていただいている」とも述べ、「それもこれも奥村県連代表をはじめ皆様方が結集し、国民の命を守ると一致団結して行動するお力の賜物だと改めて感謝する」と重ねて謝意を示した。

 一方で「なかなかうまくいかない部分もあるし、政権が代わっても暮らしは厳しいというお叱りの声をいただく」とも述べたうえで、「この3月に史上5番目の早さで予算を上げることができた」と表明。子ども手当て、高校授業料の実質無償化等の施策が実施されることによって、政権が代わったことを実感してもらえると確信していると力を込めた。また、医療崩壊、年金問題等にもますます取り組んでいくと宣言し、「徐々にではあるが『政治が国民の手に取り戻されているぞ』と実感してもらえるものと思っている」と力説した。

 あわせて「私の政治とカネの問題はじめ、いろいろと国民の皆さんにはご迷惑をかけていることは申し訳ない。しっかりと説明責任を果たして行きながら、一つ一つの問題をクリアにしていかなければならない」とも表明。「その根源を絶つ意味でも企業団体献金の禁止に思い切って踏み込む努力を、他の政党の協力のもとで実現しなければならないと感じている」と述べた。

 さらに「民主党に対する大きな期待があっただけに、まだ、その期待感に応えていない。歯を食いしばって新しい方向へさらに思い切って進めていくのみ」だとも力強く語った。

 最後に参院選に向けて「皆様方の結集したお力を改めてお示しいただきたい、そのことによってのみこの国の未来が、さらに大きく国民の皆様方のもとに取り戻される」と強調し、更なる力の結集を呼びかけた。

 会では最後に参加者一同で記念撮影後、県連代表代行でもある徳永議員の音頭で林久美子参院議員の参院選での勝利にむけてガンバローを三唱し、更なる奮闘を誓い合った。

 

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