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2010/04/04
兵庫県連躍進パーティーで挨拶 小沢幹事長、さらなる改革推進へ党への支援呼びかける
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 小沢一郎幹事長は4日午後、兵庫県神戸市内で開催された「民主党兵庫県連躍進パーティー」に出席し、挨拶。今夏の参議院選挙では過半数獲得を目指し、兵庫県選挙区から現職の、みずおか俊一参院議員、新人の、みはしまき氏の2人を公認予定候補者として擁立したと改めて紹介、さらなる改革の推進に向けて民主党への支援を呼びかけた。

 登壇した小沢幹事長は開口一番、「こんなに多くの皆さんに集まっていただいた県連パーティーは初めて」と、会場を埋め尽くした約1500名の支援者の方々に対して謝意を表明。そのうえで、鳩山政権発足から半年、「皆さんの期待を担って政権を運営している。一人ひとりが微力ではあるが『国民の生活が第一。』、『政治とは国民の生活を守ること』という理念の下、それぞれの場所で頑張っていることだけは事実であり、温かく見守ってほしい」と理解を求めた。

 また、新年度予算が執行されるなか、民主党が国民の皆さんと約束してきた政策として、「子ども手当」「高等学校無償化」「農業の戸別所得補償制度」の実施に加え、「地域主権」の理念に基いた地方への交付金制度が一部ではあるが改正され、「地域のことは地域で」とする地域主権改革を推進していることに言及。「官僚主導の下では決してありえなかった予算の仕組みを変える試みが現実になり、着実に進んでいることを理解してほしい。皆さんの期待に沿えるよう力を合わせて頑張っていきたい」と述べた。

 最後に、小沢幹事長は参院選挙について、「政権交代の最終戦と位置づけている」とその重要性を強調。今後、さらにいっそう大胆な改革を進めていくため、既得権益と戦うためには、国民の皆さんの後押しがないとできないとして、「参院選挙では過半数獲得に向け2人の候補者を擁立、今までの支持母体から支援の対象を拡大、大勢の県民、市民の皆さんに訴えることで2議席を確実なものにしてもらいたいし、必ずそれができると考えている」と主張、民主党へのさらなる支援を呼びかけた。

 次に、みずおか参院議員が「2004年の選挙から6年間、多くの皆さんに様々な活動を支えていただいた」と感謝の意を述べたうえで、「参院選挙は、政権公約を実現し安定した政権をつくるための大変重要な選挙。みはしさんとともに、さらなる民主党の渦を巻き起こし、民主党の勝利に貢献していく」と力強く宣言。

 続いて、みはし氏がマイクを握り、平成18年から3年間、厚生労働省から伊丹市役所に出向し働くなかで、霞が関のつくる制度が硬直的で現場のニーズに合わず、無駄なことがあると実感、国民生活の土台である社会保障制度が機能不全に陥っている現状を改善すべく、民主党の国会議員公募に応募したと改めて政治を志すに至った経緯を説明。「これまでの行政経験、32歳の若さを活かし、第2の故郷である兵庫県のために頑張っていきたい」と決意表明した。

 パーティーには兵庫県選出の民主党国会議員も集結、県連政策会議議長である土肥隆一衆院議員の音頭のもと乾杯、会場の皆さんとともに参院選挙過半数獲得に向け一致団結を誓った。

 なお、小沢幹事長の挨拶に先立ち、県連代表の松本剛明衆院議員が主催者を代表して「政権与党として、国民の皆さんの声、現場の声を受け止め、政策実現につなげる県連の役割を果たしていく。人々に届く、地域に届く、生活に届く、未来に届く政策を実現するため、参院戦の勝利目指し全力を尽くすのでよろしく」と挨拶。 比例候補者でもあり、パーティー前に開催された政経セミナーで講演した直嶋正行経済産業大臣は、「一致団結して勝利を目指す」と決意を述べた。

 このほか、井戸兵庫県知事、中村神戸市副市長、森本連合兵庫会長をはじめ、兵庫県内の多くの首長らが会場に駆けつけた。

 

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