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2010/04/05
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶら下がり、平野官房長官会見
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■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶら下がり■
■山崎宇宙飛行士に「与えられた使命をしっかりと果たしていただきたい」とエール■

 鳩山由紀夫総理(代表)は5日夕、官邸で、普天間飛行場移設問題について先週の金曜日に行った関係閣僚との協議で普天間のヘリ機能を徳之島に移設するように関係自治体との調整を指示したとの報道に関する質問に、「それは憶測の記事である。私からは関係閣僚の皆さんに腹案に則ってそれぞれがしっかり頑張ってもらいたい。そのことだけを申し上げた」と述べた。

 次に先週の土曜日に京都市内で小沢一郎幹事長と稲盛和夫・京セラ名誉会長と3人で会談を行ったことについては、「厳しい状況の中で、お互いに頑張っていこうという思いを共有した」と答えた。

 続いて同日米国のケネディ宇宙センターから打ち上げられたスペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗した宇宙飛行士の山崎直子さんについて、「無事に野口さんと会われて、2人の日本人が活躍することは素晴らしいことだ。そういう時代がついに来たという思いで、与えられた使命をしっかりと果たしていただきたい」とエールを送った。

 また中国が麻薬密輸の罪で死刑が確定した邦人に刑を執行する見通しであることから、死刑が執行された場合、日中関係にどのような影響を及ぼすかとの質問に、「司法の立場が違うということからくる問題ではあるが、国民の皆さん方には当然中国に対して残念だという思いを持たれると思う。なるべく影響が出ないように政府としても努力をして参りたい」との考えを表した。

 最後に同日行われた連合の古賀会長との会談については、「連合の皆さんと政策の議論をそれぞれかなりのテーマ、事業仕分けも含めて議論をすることができたことは大変有益なことだったと思っている」との感想を述べた。そのうえで、「政権の中にいて今まではブラックボックスであったものが見えてきた。『政権を取った後分かったことに関しては修正も含めて大胆にやることも良いのではないか』という古賀会長のご指摘はありがたい」と語った。


■平野博文官房長官会見■

 平野博文官房長官は5日午前の定例会見で、同日、第2回目の政府・連合トップ会談を官邸内で開催したことを報告した。

 平野官房長官は「会談では、連合サイドからの要望を含め、一つには新しい成長戦略。地域主権戦略等の主要課題についての意見交換。加えて雇用問題等々についての意見交換を行った」とした。会談には、政府側からが鳩山由紀夫総理大臣(代表)、菅直人副総理、原口一博総務大臣、長妻昭厚生労働大臣、仙谷由人国家戦略担当大臣、枝野幸男行政刷新担当大臣、平野博文官房長官が参加し、連合側から古賀伸明連合会長、会長代行2名、副会長2名、事務局長が参加した。

 同日午後の会見で平野官房長官は、記者団から中国当局が麻薬密輸罪で死刑判決が確定した日本人3人の死刑を執行することへの受け止めを問われ、「結論が出ていないので何とも申し上げられない」としたうえで、国民感情も踏まえ懸念を表明。一方で「前提がそれぞれの国の司法制度に基づくものであり、懸念を表明する立場にしかない」とも述べた。

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