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2010/04/07
与党は会期内の法案成立に努力すべき 平田参院国対委員長が会期延長を否定
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 平田健二参議院国会対策委員長は7日午後、国会内で定例記者会見を行い、国会の動きについて記者団に語った。

 まず平田参院国対委員長は、参院先議として決定していた労働者派遣法改正案が、昨日衆議院に提出し直された件について、「重要広範議案は衆議院が優先するという話があったが、法律ではどちらから出してもいいことになっている。衆院先議にしないと審議しないと野党が駄々をこねたから、仕方なく撤回をしたのが事実だ」と述べた。

 また国会会期の延長については、「1月末から参議院の与野党で協議をして参院先議を決めた。ここにきて、衆議院での審議が停滞をしているから会期延長だといっているが、今のようなやり方では1年延長しても法案は成立しない」と述べ、与党議員は会期内に法案を仕上げるよう努力すべきだと指摘した。

 その上で、「例年より政府提出の法案が半分くらいで少ないから、会期末までに余裕を持って審議が終わるという気持ちでやらなければいけない。延長を考えること自体、私には理解できない」とした。

 平沼氏や与謝野氏らの新党の名称が「たちあがれ日本」となる見込みであることについて印象を問われ、「古すぎる。立ちあがれるかどうか心配だね」と切り捨てた。

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