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2010/04/16
次期参院選愛媛県選挙区の候補者に岡平知子さんの擁立を発表 小沢幹事長
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 小沢一郎幹事長は16日、愛媛県松山市内で記者会見し、次期参議院議員選挙の愛媛県選挙区に、民主党公認候補予定者として、岡平知子さんを擁立することを決定したと発表した。

 小沢幹事長は会見で、岡平さん擁立に至った経緯を、「各党とコンセンサスを得るために鋭意話し合いをしてきたが、7月11日が投票日だとすると、残り100日ほどしかない。これ以上は時間的に難しいと考え、岡平さんを擁立する結論になった」と簡潔に報告。今後も社民党はじめ、国民新党、新党日本とも支援をいただけるようお願いしていくと述べた。

 さらに小沢幹事長は、「短期決戦となる。(岡平さんには)一人でも多くの県民の皆さんに訴える活動をして頂きたい。連合の皆さんにも参院での過半数を目指して戦いを進めているところであり、いっそうの協力をお願いする」と話し、今回もここ愛媛県で勝利し、前回と同様議席を与えてほしいと更なる支援を求めた。

 続いて岡平さんが挨拶に立ち、私が常日頃考えている政治は、地域と現場と繋がっていることが大切だと思っていると話し、「国民の生活を立て直すこと。人を中心に考える政治、暮らしていける労働、安心の生活、子どものこと、女性のことなど、さまざまな問題、課題の解決のための政策の実現し、愛媛の声を国政に届けるために、政権与党民主党より立候補することが必要と判断した」と出馬を決意した理由を説明した。

 また岡平さんは、「自分自身さまざまな社会活動、NPO活動をしてきた。これらの経験を政治に生かせると思う。赤ちゃんからお年寄りまで、障害のある人も無い人も、子どもを持つ人も持たない人も、皆が居心地の良い社会創りを目指し出馬を決意した」と、自らが目指す社会像を説明した。

 小沢幹事長は、愛媛県の情勢について聞かれ、「29ある1人区で過半数を目指さなければならない。ここ愛媛県は、四国の中で基軸になる大きな県である。現状まだ走り出していないが、この3カ月全力で頑張れば、充分愛媛県民の皆さんの支持を得られると思う」と答えた。

 岡平さんに対し、自分の考えと、民主党の安保、エネルギー政策に違いは無いのかとの問いに、「大きな違いは無いと考えている。鳩山総理の命を守るという政治理念にも共感している」と明確に答えた。
 
 小沢幹事長は岡平さん擁立の決め手について聞かれ、「昨年の総選挙の際に会っているが、その時の印象は、県民・市民の皆さんに広く受け入れられる方の一人だと見ていた」と答えた。

 この日の会見には、友近聡朗参議院議員と連合愛媛の木原会長も同席し、最後に小沢幹事長、岡平さんとともに熱い握手をして参院選での勝利を誓った。
 
■岡平知子
 1957年 兵庫県神戸市出身
 1980年 花園大学文学部中退
 現在 特定非営利活動法人 えひめNPOセンター理事

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