トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2010/04/22
鹿児島県連躍進パーティーで挨拶 小沢幹事長
記事を印刷する





 小沢一郎幹事長は22日夕、鹿児島市内で開催された「民主党鹿児島県連躍進パーティー」に出席し、党本部を代表して挨拶した。

 挨拶で小沢幹事長は、「昨年の夏に本当に国民みなさんの、県民みなさんの勇気ある一票でもって、半世紀以上続いた自民党を中心とする政権を民主党中心の政権に変えることができた。私どもは、国民みなさんのこの熱い期待、強い期待に応えなければならない。その使命と責任を持っている」と述べた。

 民主党に対する批判については、「半世紀以上続いた政権から、国民のみなさんに(政権を)与えてもらい、まだわずか半年。手品師や魔法使いではないので、いっぺんに今までのものを理想通りに変えるということは不可能。しかし、私たちは理想に向かい、一歩でも二歩でも前進していかなければならない。予算が成立しその施策がなされ結果を見れば、こういうことは自民党の政権でできなかった。民主党の政権になったからできたという思いを実感していただける。我々の試みが成功することにより、日本に本当に議会制民主主義が定着することを、私の政治家としての大きな使命と目標にしている」と説明した。

 最後に、小沢幹事長は「我々は、日本国民である以上、この故郷(ふるさと)に生まれ育って良かったと思える社会を作ってあげていく。今度の夏の選挙、私は『最終選挙』と位置づけている。国民のみなさんにもご支持をいただきたい。選挙で支援をいたくことで本当の政治が実行できる」と参加者に引き続き支援を呼びかけた。

 なお、小沢幹事長の挨拶に先立ち、主催者を代表して川内博史鹿児島県連代表が挨拶に立ち、躍進パーティーの多くの参加者に感謝の意を示し、「去年までなら考えられなかったことだ。一重に、県民のみなさんが、このままの政治ではいけない、そろそろ一度政治を変えなければならないという思いが結集をして、鳩山内閣が実現をした。鳩山内閣は様々な抵抗にあいながらも、一つ一つ着実に問題を解決するために、懸命に頑張っている」と国政の報告をした。

 そのうえで、「みなさまに大変ご心配をおかけしているが、私どもは、様々な議論を通じて、そして、しっかりと生活第一の政治を実現していく。それが、政権交代したことの意味である」とし、「本日を契機として、あらゆる困難を乗り越えて、あらゆる批判を乗り越えて、私ども新しい時代の新しい政治を実現していくために全力で行動していく」と強い決意を改めて示した。

 7月の参院選予定候補者の、かきうち弘一郎氏も挨拶に立ち、「政治は人のためのものであり、その政治というのは国民が選んだ人によって行われる。しかし、その政治を行う人が、どういった考えをしているは一番問われることだ」と政治に対する思いを述べた。

 そのうえで、「弁護士として法律を学んだ者としては、やはり国会によって作られているものが法律であり、法律家として真剣にその法律を作るべき場所に臨むべきでないか、それが自分の一番の動機だ」と自身の決意を示した。

 躍進パーティーには、伊藤祐一郎鹿児島県知事や森博幸鹿児島市長等、鹿児島県内各地の首長らもパーティーに駆けつけた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.