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2010/04/24
鳩山総理(代表)、こんにゃくを中心とする群馬農業について農協と意見交換 生産現場を視察 
―国の礎である農業を守り育てた皆さんに心から感謝 皆さんに必要な政策を講じていく―
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 鳩山由紀夫総理(代表)は24日、群馬県甘楽郡のJA甘楽富岡で行われた農協役員との意見交換会に富岡由紀夫参院議員とともに出席し、こんにゃく生産を中心とした群馬県の農業の実際について意見を交わしあった。

 冒頭、富岡議員が開会にあたって、「鳩山総理に群馬の農業、特にこんにゃく生産の実態を知って頂くために、皆さんの貴重な生の声、意見を聞かせていただきたい」と挨拶を行った。

 次にJA甘楽富岡代表理事組合長の青木伊三郎氏から、「昨今の食料、農業の安全は農家や農業団体だけで解決できない所にあり、政治の力が重要な役割を担っている」と述べ、協力・支援を求めた。

 続いて鳩山総理が挨拶で、「農業を今日まで支えてきた方々にもっと頑張ってもらえるような環境整備をしたい」との考えを表すとともに、食料自給率についても「4割と低迷しているところから5割、6割と上げていくためにも私たちは戸別所得補償制度を考えた。現在、米を中心としたモデル事業を実施しているが、地域の主要な農産物が含まれるようにしていかなければならない」との農業への支援策における展望を示した。そして、「国の礎である農業を今日まで守り育てた皆さんに心から感謝し、皆さんに必要と思ってもらえる農政に寄与していくための政策を講じていく」と述べ、挨拶を締めくくった。

 なお、意見交換会ではWTOの農業交渉、調製品となるこんにゃく精粉の輸入などで価格低下を招き、産地を圧迫していることやこんにゃく生産の肥料・農薬などの価格高騰への対応における支援策について意見がなされた。そして同会終了後、鳩山総理はこんにゃく農家を視察し、こんにゃく作りの過程を実際の現場で説明を受けた。

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