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2010/04/24
鳩山総理(代表)、群馬視察の成果を「多文化共生」「農業のあり方」「国策への考え方」の3点で表す
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 鳩山由紀夫総理(代表)は24日午後、視察先の群馬県邑楽郡大泉町で記者団から群馬視察の感想を求められ、「(群馬視察で)日系ブラジル人の方々がたくさん住んでいる地域の声や頑張っている外国人の声を聞き、将来的に日本はもっと開かれた国にしていかなければならないということを勉強させていただいて、政府が何をやるべきなのか考えさせていただいた」と多文化共生の意義を述べた。

 また、群馬県の名産であるこんにゃく農家の視察や農協との意見交換会に触れ、「農家の現状や厳しさも学ばせて頂き、地域の農業のあり方や戸別所得補償制度のあり方なども考えさせていただいた」と振り返った。

 さらに世界遺産の登録に向け運動を進めている富岡製糸場の視察についても、「世界遺産登録に向けての思いを聞かせていただき、明治5年であのような建物を造られたその国策の大きさや壮大さに明治政府の懐の大きさを感じ、政府として協力できることがあるかどうか考えさせられた」と感想を語った。

 次に普天間飛行場移設問題に関して23日に岡田克也外務大臣がジョン・ルース駐日米国大使と行った会談についてワシントンポスト紙が辺野古へ移設する現行案を大筋で受け入れると伝達した報道について事実関係を求められた鳩山総理は、「事実ではない。今政府案は真剣に検討している最中で、結論は出ていない」と報道内容を否定。「辺野古の海が埋め立てられることの自然に対する冒涜も含めて現行案が受け入れられることがあってはならない」と答えた。

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