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2010/05/06
【地方自治体議員フォーラム】地域主権、新しい公共の世の中を作りたい 総会で鳩山代表
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 地方自治体議員フォーラムの総会が、6日午後都内で開かれ、鳩山由紀夫代表(総理)が、「地域主権の世の中、新しい公共の世の中を作りたい。抵抗が強くなっている。ご支援をいただきたい」と全国から集まった地方自治体議員約500人を前に挨拶した。

 また、「改革の炎を、時計の針を前進させたい」として、昨年の総選挙で掲げたマニフェストに沿って、(今年度は)月額1万3000円の子ども手当、高校無償化、コメの戸別得補償制度の導入など着実に実行していることを挙げ、「国民の期待に応える形で、少しずつであるが進んでいる」とした。

 さらに、補完性の原理に立ち、地域でできることは地域でできるようにする、皆さんの発想が生かされる地域づくりを進める地域主権と、官が公共を独占するのではなく、民間の力を借りることでコスト面も削減できる「新しい公共」を目指すと、鳩山政権の目標を力強く語った。

 鳩山代表の挨拶に先立ち、細野豪志組織委員長が主催者を代表して、地方自治体議員の皆さんの果たす役割は大きいとしたうえで、「活発に議論してほしい」と挨拶した。

 また、地方自治体議員全国フォーラムの世話人代表の内海太宮城県議が、今年から本部組織委員会と世話人会の共同開催となったことに触れたうえで、「画期的な政権交代から8カ月。日米密約、薬害肝炎、水俣病を解決した。マニフェストに基づく、高校無償化、子ども手当、戸別所得補償制度もスタートした。一方で、政治とカネ、普天間の問題で、地方で頑張っている者は厳しい叱責を受けている。政権交代の大きな力をしっかり刻んで、右顧左眄することなく政権の運営をお願いしたい。参院選、明年の地方選挙、地に這いつくばってでも勝ち抜く。地方での第1党を目指そう」と挨拶した。

 総会では、世話人代表の江藤博美福岡市議が、昨年11月からの活動を報告するとともに、2010年度の(1)参院選勝利を通じて鳩山政権の地域主権改革を加速しよう(2)地域主権改革・「新しい公共」政策の地域での具体化をすすめよう(3)統一選勝利に向けた政策立案・地域活動をすすめよう――との活動を提案し、了承された。




○地方自治体議員フォーラムでの鳩山由紀夫代表の挨拶


○地方自治体議員フォーラムでの細野豪志組織委員長の挨拶

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