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2010/05/07
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶら下がり、平野官房長官会見
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■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶら下がり■
誠心誠意徳之島の皆さんに理解を求める

 鳩山由紀夫総理は7日夜、官邸で記者団に同日行われた鹿児島県徳之島の3町長らとの普天間基地移設問題での会談について問われ、「誠心誠意、真心を尽くしていくしかない。これからも意見交換をしていく」と述べ、今後も徳之島への移転を模索していく考えを示した。

 また、徳之島の皆さんに、一部基地機能の移転、訓練の移転など、具体的な話ではなく、沖縄の負担軽減をお願いしたと述べた。

 さらに、ギリシャの信用不安に関する質問に、同日、菅直人財務大臣を官邸に呼び、市場の状況を聞き、国際協調が必要との認識で一致したことを明らかにした。


■平野博文官房長官会見■

 平野博文官房長官は7日午前、定例記者会見で10年振りに発生が確認された口蹄(こうてい)疫対策の政府の取り組みについて報告した。

 平野長官は、今までの口蹄疫対策の取り組みの確認と(1)今後の拡大防止のための防疫措置の徹底、(2)発生農家等の経営再建維持のための対策、(3)地元自治体に対する適切な財政支援等に重点を置き政府をあげて万全を期していく――の3点を関係閣僚に改めて要請をしたことを明らかにした。

 また、平野長官は、「口蹄(こうてい)疫は人に感染することはない」とし、「国民のみなさまにおかれましては、冷静な対応をお願いしたい」とした。そのために、口蹄疫に関する情報を食品安全委員会等を通じて消費者が不安を抱かないように丁寧に説明をし、消費者が不安を抱かないように努めるとした。

 同日午後の記者会見で平野官房長官は、午後3時から1時間超、鹿児島県知事、徳之島の3町長、広域連合会長、徳田衆院議員らと、鳩山由紀夫総理が官邸で会談したことを報告し、その成果を「徳之島の3町長と出会い、直接、民意をお聞きした。また、総理が直接負担をお願いしたこと」と述べた。

 会談では、鹿児島県知事が鹿児島県として同じ考えであるとして、3町長が4月18日の普天間基地移設反対集会の概要報告し、2万6000人の反対署名を総理に手渡した。

 鳩山総理は、混乱、ご迷惑をお詫びし、安全保障、沖縄の負担軽減の観点から、日本全国で負担することが必要であるとして、島民の民意の理解の範囲で、海兵隊の一部移転についてお願いしたいと発言した。

 また、「これからも協議を」と求めた。

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