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2000/05/13
政権交代を問う総選挙へ!最終意思統一=全国幹事長・選対責任者会議
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 民主党は12日、東京都内で全国幹事長・選対責任者会議を開き、6月下旬の総選挙に向け、全党を挙げて「自公保政権か、民主党を軸とする政権か。その戦いをすすめる」(鳩山代表)ことを誓い合った。また、(1)比例代表の名簿搭載順位について、重複立候補者については現職・非議員とも同一順位・惜敗率の採用を基本とする、(2)選挙スローガンを「奪(と)る。あなたが動けば日本が変わる」とすることなどが提案され、承認された。

 鳩山代表はあいさつで、「みなさんのおかげで戦う準備が整ってきた。苦労の成果が発揮される日が近々訪れる。自公保政権か、民主党を軸とする政権か? その闘いをすすめよう」と決意を示した。

 代表はそのうえで、1期目の現職議員から『世論調査などを見ると、小渕政権の時より厳しくなってきた』と電話がかかってきたことを紹介し、「森政権に対する国民の評価は必ず下がる。お見舞いの言葉に対し、白々しいという言葉が返ってくるような精神が支配する政権が、国民に評価されるだろうか!?自民党、政権のなかを、モノが言えないような恐怖政治が闊歩している状況を国民が見逃すはずがない。必ず良識ある方々から、自公保政権はおかしい、民主党しっかりがんばれという声が起こってくる。それを信じようではありませんか」と檄。

 さらに、ここ3年半の自民党中心政権の業績を、数字を挙げて評価。「国民は甘い、誘いのような政策にウンザリしている。なぜ、苦い水を飲まねばならくなったのか。現政権が政策を誤ったからこそ、こういう状況になったということを訴え、正しい政策の主張を続けていこう」と訴えた。

 羽田幹事長も「国会と政府を国民の手に取り戻し、国民の声が届く政治にすることが、来る総選挙の争点だ。民主党こそ、国民のパートナーであることを訴えよう」と述べ、長すぎる自民党中心政権を変える戦いを力強く呼びかけた。

 なお仙谷企画局長は総選挙の意義と争点について、野党第1党の責任は政府の業績を厳しく問い、国民に政権交代を問うことにあるとして、当面、前回総選挙以降の自民党政権3年半の失政を国民に明らかにし、政権交代の実現に全力を挙げる方向を示した。具体的な選挙政策は近々発表される。

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