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平田健二参議院国会対策委員長は１４日午後、国会内で定例記者会見を行い、参議院の動きについて語った。
まず平田参院国対委員長は、「衆議院からの法案送付が遅れていて、参議院で審議されていない重要な法案を国会を延長せずに仕上げるのは至難の業」と述べ、衆議院側と打ち合わせて、できるだけ早く送付できるよう申し入れをしたいとしたうえで、「衆議院もなかなか野党との話し合いがうまくいかず、苦労されていることも事実」と衆議院側の事情も推察した。
また、憲法審査会について昨日、江田参議院議長のもと、議運委員長と自公の国対委員長とともに会合をもったことを報告。江田議長から「憲法改正手続きのための審査会規定を参議院も規定できるように」との話があり、それに対して平田国対委員長は「党内で憲法改正をするかどうかの議論がまだ十分なされていない。検討する時間が必要だ」と述べたことを明らかにした。
小沢幹事長が政治倫理審査会に出席する意向を示したことについては、「現在の規程に従ってやればいい。公開などについて問題があれば、将来その必要性を議論すればいい」と述べた。
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