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2010/05/18
【衆院本会議】地球温暖化対策基本法案可決 木村議員が賛成討論
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 衆院本会議が18日夜開かれ、地球温暖化対策基本法案が与党の賛成多数で可決された。

 採決に先立ち樽床伸二環境委員長が、同委員会における審査の経過と結果について報告した。

 続いて、木村たけつか議員が民主党・無所属クラブを代表して、賛成討論に立った。木村議員は、「地球温暖化は全世界で協力して対処すべき人類共通、かつ地球規模の課題であり、わが国は地球と日本の環境を守るため、国際的なリーダーシップを発揮しながら、将来に向けて発展し続ける、いわゆる持続可能な社会を目指して全力で取組んでいく必要がある」と訴えた。

 本案の成立により、「わが国は、国際社会と協調しつつ、地球温暖化対策を強力に推し進め、次世代にこの美しく掛け替えのない地球を残す努力をするとともに、現在に目を転じて、低炭素型の新たな環境産業の育成と新規雇用の創出を通じて我が国経済の立て直しを図っていくべき」とした。そのうえで、「我が国は、世界に冠たる環境技術立国を目指し、グリーン同盟の締結など戦略的な環境外交を展開することによって、今後も主導的な役割を果たしていくべき」とした。

 最後に、木村議員は「本案の成立は、現在及び将来世代の国民の健康で文化的な生活、豊かな暮らしを守る我々政治家の責務である。党派を超えた地球愛に満ちた視点に立って、本法案にご賛同いただけますよう心からお願い申し上げる」と賛成討論を締めくくった。

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