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2010/05/19
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶら下がり、平野官房長官、松野官房副長官会見
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■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶら下がり■
口蹄疫への対応「当面やるべきことはすべて迅速に行う

 鳩山由紀夫総理(代表)は19日夕、官邸内で記者団の質問に答え、韓国海軍の哨戒艦が3月に沈没した事件について、イ・ミョンバク韓国大統領と電話会談したことを明らかにした。同大統領からは事件についての報告があり、鳩山総理は大統領に対し、被害者への哀悼の意を表すとともに韓国の立場への国際的支援を表明した。イ大統領の報告の内容は、明朝にも韓国政府から発表される。

 また、宮崎県内で発生した口蹄疫については、「当面やるべきことはすべて迅速に行う。じゅうぶん拡大を防げる。農家の方々の大変な努力に報いたい」旨述べた。


■平野博文官房長官会見■
口蹄疫対策本部第2回目会合で新たな対策を決定

 平野博文官房長官は19日午後、官邸で会見を行い、同日午後に宮崎県で発生している家畜伝染病の口蹄疫について、鳩山由紀夫総理(代表)を本部長とする対策本部の第2回目会合を行ったことを報告。その中で新たに口蹄疫の発生地から半径10キロ圏内のすべての牛や豚などを対象に、ワクチンを接種したうえで処分し、支援金などを交付することと、半径10キロから20キロ圏内については、感染を避けるために牛や豚などをすべて早期に出荷することを促し、発生した損失分については支援金を交付することが決定したことを明らかにした。


■松野頼久官房副長官会見■
「口蹄疫対策政府としては万全の態勢を敷いている」

 松野頼久官房副長官は、19日午前官房長官に代わり記者会見し、記者の質問に答え、口蹄疫の被害拡大組織に向けて政府としては万全の態勢を敷いているとして、野党の批判は当たらないとした。

 松野副長官は、4月20日に発生を確認して以来の農水省対策本部設置、家畜伝染病予防法に基づく移動の禁止、山田副大臣の派遣、自衛隊の現地派遣など政府の対応を細かく説明した。

 また、普天間基地移設に関して、一部で埋め立て方式をアメリカ側に伝えたと報道があるとの質問に、「移設先も検討中であり、工法に関して現在コメントする立場にない。工法を決定したことはない」と否定した。

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