党所属女性議員で4月27日に結成された「女性キャラバン」が本格的に活動を始めた。29日、福岡県八女市内で行われた大久保勉参議院議員の総決起大会が、キャラバン隊派遣第一弾となった。
この日、女性キャラバン隊として総決起大会に参加したのは、三宅雪子、小林正枝、磯谷香代子の各衆議院議員。マイクリレーで福岡県下の民主党応援の演説を展開する中で、三宅議員は「昨年の衆議院選挙で応援していただいた恩返しとして、女性衆議院議員を中心として女性キャラバンが活動している」と、キャラバンを紹介。しかし昨年とは状況が異なるとして「民主党には今逆風が吹いている。税の無駄遣いなどを徹底的に洗い出し、国民の生活を守るためにも、何としてもこの逆風を吹き飛ばしたい」と挨拶し、民主党への支持を改めて頂戴したいと求めた。
続いて小林議員は大久保議員について「経済の専門家であり、財政政策を立案するために民主党になくてはならない存在である」と紹介。磯谷議員も「まだまだ国民の皆さまの期待にこたえられていない部分もあるが、公約実行の途中である。これまで以上に民主党に頑張らせていただきたい」と呼びかけた。
今回の総決起大会では、野田国義衆議院議員が「民主党が野党時代に税のムダ遣いについて徹底的に追求していた経験が、今の事業仕分けなどに活かされている。その最前線で活躍していたのが大久保議員である」と大久保議員を激励。
また原口一博総務大臣も駆けつけ「一人ひとりが大事にされる社会を作りたい」などと応援演説を行った。
これらを受けて大久保議員は「野党時代に税のムダ遣いについて徹底的に追求していた経験が、事業仕分けなどに活かされている」「徹底的に税の無駄遣いをなくす。そのうえで社会保障などの税の在り方を考えたい」「国民の皆さまに様々な問題を提起しながらともに悩み、考え、新しい社会を構築していきたい」などと決意を表明した。
女性キャラバンは、参議院選挙まで、全国各地の候補予定者の応援を予定している。
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