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2010/06/02
【今日の官邸】鳩山総理記者ぶら下がり、平野官房長官会見
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■鳩山由紀夫総理記者ぶら下がり■
■次期衆院選に出馬せず 官邸で■

 鳩山由紀夫総理は、2日夜官邸で記者団の質問に答え、次期衆院選に出馬しないと明言した。総理を辞めてから影響力を行使しすぎてはいけないとのかねてからの自らの考えを改めて示し、自分は総理を辞めたからには衆院選に出馬しないとした。

 また、いつ辞任を決意したのかの問いに、10日から1週間前から辞すべきかどうかを自問自答していたとして、5月31日に小沢幹事長と会った際には、「私の方から身を引きたいと申し上げた」ことを明らかにし、1日には、クリーンな民主党に戻すために一緒に身を引いてもらいたいと幹事長に申し上げたことを明らかにした。


■平野博文官房長官会見■

 平野博文官房長官は2日午後、官邸で会見し、同日午後1時30分から臨時閣議を開催したとした。

 平野長官によると臨時閣議において鳩山由紀夫総理(代表)から各閣僚に対して、これまでの支援と協力にお礼が述べられた。同時に、新しい内閣が発足するまでの間の政権移行期にあっては政権の空白をつくることのないよう、特に危機管理等については万全を期す必要がある。事務方とよく連携をとり、危機管理をはじめ特に国民生活に直結するような政策課題について引き続き的確に対応してほしいとの求めがあった。

 その後午後2時30分から副大臣会議を開催し、3時30分から各府省の次官・官房長を招集し、官房長官から同趣旨の要請が示された。

 平野長官はまた、国際宇宙ステーション(ISS)に5カ月半滞在した宇宙飛行士の野口聡一さんが同日無事帰還を果たしたことについて、「大変喜ばしく思っている」と語った。国際宇宙ステーション滞在中の野口さんの活躍に敬意を示すとともに、「今後とも日本人宇宙飛行士の活躍等により国際宇宙ステーションの価値や可能性が最大限引き出せるように期待をしている」とも述べた。

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