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2010/06/03
第16回マニフェスト企画委員会を開催
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 民主党は、3日午前党本部でマニフェスト企画委員会(委員長=仙谷由人国家戦略担当大臣・高嶋良充筆頭副幹事長)を開催した。

 冒頭、仙谷委員長は挨拶の中で、青天の霹靂が起きたとしたうえで、同委員会においてはマニフェスト調整作業を粛々と進めていく考えを示した。

 続いて高嶋委員長は、「マニフェストの表紙を変える事態となったが、みんなでつくりあげてきたマニフェストは代表が変わっても党の公約である。粛々と作業していく」と挨拶。本日の会議で配布するマニフェストに関しては粗方素案をまとめたうえで、新代表の考え方を尊重しながら変更すべき点については、新たな政権公約会議のメンバーで最終的な結論を出していくとの方針を述べた。

 会議後、細野豪志副幹事長は、「両委員長から原案を提案し、議論し、原案をほぼ了解し、指摘のあった部分については調整を委員長に一任になった」と報告した。また「マニフェストに掲載する代表のメッセージは新代表のものにする」とし、明日以降、政権公約会議を開き、最終的な決定をするとした。

 細野副幹事長は、マニフェストの内の成長戦略において「2020年度(平成32年度)までの平均名目成長率3%、実質成長率2%」の数値目標を掲げることを明らかにした。そうのえで、成長戦略には主に――(1)緑の技術革新(2)命(いのち)の技術革新(3)観光による内需拡大(4)法人税の引き下げ(5)宇宙・海洋(6)医療・介護・農業・住宅等の新たな成長産業(7)総合特区・規制改革(8)「クール・ジャパン」等のソフト面での推進(9)トップセールスによるインフラ輸出(10)人材育成――の10項目について分野別・手法について具体的な提案をするとした。


○マニフェスト企画委員会後の細野豪志副幹事長によるブリーフィング

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