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2010/06/04
【両院議員総会 代表選挙】新代表に菅直人衆院議員を選出
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 鳩山由紀夫代表の辞任に伴う、代表選挙が4日午前両院議員総会で行われ、新代表に菅直人衆院議員を選出した。

 代表選挙には、樽床伸二衆院議員、菅衆院議員が立候補し、それぞれ政見演説し、支持を訴えた。投票結果は、菅候補291票、樽床候補129票。有権者(衆参の党籍を持った国会議員)数423、投票数422、有効投票420、無効票2。

 樽床候補は、政見アピールで、出馬の機会が与えられたことに感謝したうえで、「ピンチをチャンスに変える最大の方法は全ての議員が心を一つにすること。衆知を集め、国民の声を集め、日本の危機を乗り越えることが必要。私一人は非力だが、400人が一つになれば千倍の仕事ができる。非力ではあるが可能性を信じて支持を賜りたい」と訴えた。

 菅候補は、政見アピールで、鳩山総理が取り組んできたことをさらに進めたいとして、(1)地域主権(2)新しい公共(3)東アジア共同体(4)地球温暖化対策を挙げ、これを自らの課題として全力で取り組むとした。さらに、日本の行き詰まりを打破するとして、強い経済、強い財政、強い社会保障を掲げてこれを実現すると訴えた。また、みんなが議論に参加するために政策調査会を復活させるとした。

 小平忠正中央代表選挙管理委員長が投票結果を報告し、満場の拍手で確認され、続いて松本龍両院議員総会長が選挙管理委員長の報告の再度の確認を求め、満場の拍手で確認された。 

 続いて、菅新代表、樽床衆院議員がそろって、登壇。固い握手を交わした。菅新代表は、「私からノーサイドを宣言する。これから正に一体となって難しい政治、目前に迫った参院選を戦い抜く。私たちは政権を預かっている。代表は総理という重い役割を担わなければならない。日本の立て直しの案を皆さんと一緒になって作り上げ、当事者である人はもちろん、非改選の参院議員も、衆院議員も私が先頭に立つ覚悟なので、皆さんもその覚悟を。参院選挙の勝利の後に本格政権をともに築いていきたい」と挨拶した。

 樽床議員は、「新しい時代の政治を切り開くため、今後ともご指導、ご鞭撻を」と挨拶した。

○【ノーカット】両院議員総会 代表選挙



○両院議員総会後の菅直人新代表のあいさつ

 

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